備忘録

プログラマの日々の業務の備忘録です

アンガーマネジメントを学ぶ

キャリアコンサルタントの更新講習(実技)のテーマに「アンガーマネジメント」があったので参加してきました。 アンガーマネジメントについては、こちらをご覧ください。 ↓ はじめての方へ | 日本アンガーマネジメント協会

一部抜粋しました。

アメリカでは子どもにもアンガーマネジメントを教えることに積極的です。小学校はもとより、サマーキャンプなどでもアンガーマネジメントを教えています。 また、一般的な人間関係のカウンセリング、夫婦(カップル)セラピーなどにもアンガーマネジメントが取り入れられています。 アスリートのメンタルトレーニングの成功例として有名なのが、テニスのロジャー・フェデラー選手です。その他にもプロゴルファー、アメリカンフットボールのチーム等もアンガーマネジメントをメンタルトレーニング、チームビルディングのために取り入れています。

更には、アメリカでは司法分野にもアンガーマネジメントが導入されており、DV、傷害、危険運転といった軽犯罪を犯した場合、裁判所からアンガーマネジメントを受講するよう裁判所命令が出ることがよくあります。

ロジャー・フェデラーがやっていたなんて・・・しかもアメリカではメジャーということで、マインドフルネスのように今後波が来るかも知れません。

結局の所、一番は「怒り」に対して正しい知識を身に付けましょうということになります。

  1. 怒りが発生するメカニズムを知る
  2. 自分の許容枠を明確にする
  3. 自分の許容枠を周囲に明示して、それをブレないようにする
  4. 自分の信念(=守るもの)を明確にする
  5. 本当に必要なことは怒り、必要ないことは怒らない
  6. 怒りは一方的に悪い感情ではない、自己成長のエネルギーに変換できる

ざっくりとまとめるとこんな感じです。 プロジェクトマネジメントでも1~6は知っておくべき知識ですね。 注意点とすると、6は「なにくそ根性」なので、怒りによる成長の促進は誰にも有効な方法ではありません。

また、3の「ブレないようにする」は感情によって怒らないとイコールなので結構難しいですね。