備忘録

プログラマの日々の業務の備忘録です

サラリーマンは、二度会社を辞める。

”サラリーマンは、二度会社を辞める。”を読み終えました。

「仕事/会社が楽しくない」「この仕事を続けていく自信がない」「頑張っても会社から評価されていない」と感じているなら共感できることが多いと思います。多分、中年の危機と呼ばれる人達に伝えたいのでしょう。そんな人にお勧めです。

私も中年の危機の真っ最中なのでなるほどと思う文章が多々ありました。

1.仕事で自己実現を目指してはいけない

 「会社を辞めたい」という感情とどうやって向き合うか?単純にマズローの欲求から?組織が簡単に変わることはない、自分の素養も簡単に変えられない。

⇒組織と自分の距離を変えてみましょう。

人間関係と同じなんですね、近過ぎても離れ過ぎても苦しい時がある。そんな時は心地良いと思える距離感を探りましょう。当然その距離感も環境や時間と共に変わっくるので細かい間隔で自分的に見直したり相談したりが重要でしょう。

2.人事部は社員のキャリアまでケアできない

上長や人事部はケアしないの?ケアしないというより「個人の成長=会社利益向上」が必ずしも一致しない時期があること。キャリアカウンセリングまで手がまわらないのが現状なのでしょう。でも可能性を感じる分野と思っています。

3.こころの定年

初めて聞いた”こころの定年”という言葉、私にはスッと入ってきました。なるほど。

自分の一生を軸として様々な選択肢から決定をしなければならない。

自分の場合は、この職業で生計を立てていくという決意する時期がとても遅かったと思います。なんとなく仕事をもらって、なんとなくこなして、気が付くと仕事をもらう立場ではなく生み出す立場になって、ハッと大丈夫か?と不安になる。この職業で一生食っていける?と。足元ばかり見て走っていたので、いざゴールを意識すると色々と考えさせることが多いです。最初からゴールを意識して走れば良かったと後悔します。

4.パラレルキャリアの重要性

パラレルキャリアという訳ではありませんが、私は社会人テニスサークルの運営をした経験が大きく仕事に影響しています。本当に未熟で色々な人に迷惑を掛けました。ごめんなさい。でも自己実現のための様々な勉強をさせてもらいました。この経験はリーダー業務に大きく役立ちました。20代後半の人には小さなコミュニティーに是非積極的に参加してほしいです。

5.40歳を超えると仕事にも「飽き」てくる

IT系の仕事なので日々勉強が必要です。でも最近は自分の伸びしろを考えます。スペシャリストになれるの?ジェネラリストの方が今後は良いんじゃない?とか。

色々考えた結果、今年は産業カウンセラー講座に通うことにしました。

カウンセリング知識を学んでも仕事に直結しないし、初対面の人を相手にするという超苦手分野です。でも、あえて苦手分野に挑戦することにより本業にも良い効果があるんじゃないか?と淡い期待を抱いています。さてさてどういう結果になるか・・・。