備忘録

プログラマの日々の業務の備忘録です

心理相談員養成研修(2015/6/26)

産業カウンセラーを持っていると心理相談員養成研修を受講できるようなので、人材育成のヒントを得るために受講してきました。産業カウンセラーでは総務人事従事者、心理相談員では医療従事者が多かった気がします。重要なことはメンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種のテキストと同じなので、最も重要だなと感じたことを記述しておきます。

【1】相談に来た人はねぎらいましょう

キャリアコンサルタントの時もそうですが、相談に来た人は必ずねぎらいましょう! 普段の仕事なら厄介事は嫌だなぁと思ってしまう所ですが、一人では解決できないことは沢山あります。状況が悪化する前に決断した人もいるかも知れません。全てに目が配れるわけではないので、相談に来てくれた人はねぎらいましょう。次回も相談してもらいましょう。

【2】社内規定は熟知する

何か対応を取るとしても、それが社内規定に準拠している必要があります。 自分で働いている会社の社内規定は熟知しておきましょう。もちろん、労働関係の法律も知っておく必要があります。

【3】自分の実力を把握する

問題を解決することが求められますが、必ずしも自分で解決しなければならないと言う訳でありません。むしろ、中途半端な知識で状況を悪化させる可能性があります。専門職とのネットワークを構築し、自分の得意なこと、苦手なことを把握して専門職に繋げましょう。

【4】分析を行う

問題点を感じた場合、数値化できるように分析を行いましょう。”なんとなく”から”はっきり”と確認することで納得感がえられるようにします。

結局、各人の自己研鑽が必要だという話なんですよね。会社では会社が潰れないことが最優先なので、自分のことは自分で切り開く能力を育成することが求められている気がします。